ピアニストであり、大の読書家でもある著者が、小説やミステリーに出てくるクラシックやジャズのシーンを切り口に、音楽と音楽家の神秘に分け入る書。タイトルは『羊たちの沈黙』のレクター博士が好むバッハの楽曲からとられた。クラシックは苦手という読者も、とりあげられている音楽を是非聴きたくなってくる。『図書』好評連載に書き下ろしを加えた単行本。