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執筆&インタビュー

グラビア 私の仕事場 NO.45 /『中央公論』2009年2月号
  撮影 葢田純一

鍵盤のみが聖域?

モノ書きの部屋は散らかっていてよろしい、ということになっているらしい。散らかり具合で本や資料の何となくのありかを覚えているので、片づけられてしまうとかえってわからなくなるという話もきく。いっぽう、ピアニストの部屋はきちんときれいに片づき、レースのテーブルセンターの上には花のひとつも飾られている・・・というイメージがある。
それでは、私のようにモノ書きピアニストの場合はどうなるか? 
書斎はすでにエイリアンのごとき本とCDに占領され、床にも書類の絨毯がしきつめられている。ピアノの部屋にも彼らの影がしのびより、ソファの上は本やらゲラやらでいっぱい。趣味で集めている鞄のたぐいもいっぱい。
2台あるグランド・ピアノの上も、今練習している曲の楽譜がうずたかく積み上げられている。ピアノの下も椅子のまわりも、楽譜や資料を入れた段ボール箱で足の踏み場もなく。そのうち、あいているのは鍵盤の上だけ、なんてことになりかねない。
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